Instagram「今日の呉緒様」シリーズより
お美しい呉緒様
↓先にご一読下さい
https://naonaooan.hatenablog.com/entry/2023/06/24/000000
第81章の1 僕の女王様遍歴 その1
僕はこれまでの生涯、マゾ人生で、のべ4回、3人の女王様にお仕えしています
小出しにしてご紹介していますので、わかりにくいという方もいらっしゃるかも知れません
出来るだけ時系列に、それぞれの女王様との関わりをご案内したいと思います
僕の最初の女王様は、大阪の老舗のSMクラブYの現役女王様、Mさんでした
経緯は第50章その1、に詳しいです
https://naonaooan.hatenablog.com/entry/2022/02/13/070629
ちなみにMさんの現在、ですが
少し前に呉緒様と、梅田にあるSMバーを訪ねたことがあります
その店のママさんは、元Yの女王様だった、とのことでしたので、「Mさんって、ご存じですか?」と尋ねてみました
(Mさんの)本名を申し上げると、「あー、良く知ってるよー」とのこと
「もうSMはやってないけど、たまにこの店にも来るよー。一人で、その辺に座って飲んでるわ〜」とのことでした
「(豚吉のこと)言っとこうか?」と、訊かれましたが
僕とは5歳しか違わない彼女、もうご年配でしょうし
美しい思い出は、思い出のままにした方が良さそうですので、ご遠慮しました
彼女と別れた(捨てられた)ことが、僕の創作意欲を刺激し、マゾ小説執筆→専門誌掲載→Iさん設立のマゾサイトに協力→マゾ小説、マゾエッセイ等々書き散らかし→自分でもマゾサイトを主宰→東京でoff会開催→マゾ友Yさんとの出逢い→大阪でYさんと飲み、SMバーに連れられ、呉緒様と運命の出逢い、に続きます
第一期、呉緒様にお仕えした期間は、6年弱、でした
捨てられるきっかけになったのは、FARPLANEの2号店開店でした〈三寺会館のB2でした。今はありません〉
詳細は省きますが、開店のための手続きを任せた僕に、無精からか必要書類を役所から取って来て下さらない呉緒様に、僕がキレ(今思うと、信じられませんが・・)、「そんなんだったら奴隷やめます」と口走ったのがきっかけでした
『ほなやめや❗️』「はい、やめます」
つくづくバカなことをしたものです💦
お別れの日、何かお話あるかと思っていたのですが、呉緒様は淡々と手続き(お渡ししていたモノをご返却頂き、お預かりしていたモノをお返ししました)を済ませ
「じゃな」と言われてお別れしました
何かお言葉があれば、すぐさま土下座して謝るつもり、だったのですが
そんな隙はありませんでした
帰る道端、ケータイが鳴りました
呉緒様からのメールでした
「今までありがと」ただひとことだけのメールでした
それを読んだ瞬間、僕は泣き崩れました
FARPLANEのすぐ近くにあるファッションビルの前、前日降った雨で路上には水たまりがありましたが
僕はその中を転げ回って泣き叫び、泣きじゃくりました
あまりの狂態に圧倒されたのか、誰一人声を掛ける人はいませんでした
未だに、生きて来て一番悲しい思い出です
もっと誠意を持って尽くせば良かった
後悔ばかりです😭
その後1年間は、全く交流無く
一年近く経ってから、かかってきた一本の電話で、呉緒様への愛を再認識した僕は、呉緒様の奴隷に戻るべく行動を起こそうとした矢先に、身内に不幸ごとがあり、停滞を余儀なくされます
そんな間隙を突いて、Rさんに奴隷にされちゃう(して頂く)わけ、てすが
その辺りは、65章の3に詳しいです
https://naonaooan.hatenablog.com/entry/2023/03/11/000000
Rさんにお仕えしたのは、一年ちょっとです
ふとしたことで誤解が生じ、「連絡して来るな」と言われちゃうわけ、ですが
後に心配して訊きに来られたセリナさんにお話した通り、これについて僕には特に責はありませんでした(Rさんにもありません。不幸な誤解の連鎖でした)
「えー、おまえ、何も悪ないやん!」
セリナさんには大いに同情され、その後しばらく色々とお気遣い頂き、沢山可愛がって頂くことになります
僕も、姐御肌で性格も真っ直ぐなセリナさんを慕い、大いに甘え、時には叱られて大泣きしました
そうそう、LINEで会話してて叱られた際に、🙏🙇ゴメンナサーイてな、スタンプをお送りしましたら
「おまえ、スタンプで謝るなや!」と、滅茶苦茶キレられました
「ちょっと、電話して来い!」
慌てて電話しましたら、怒号が飛び、僕は震え上がりました。そんでもってこれまた、メチヤクソに叱られました😭
いあ〜、怖かった・・
年下の美しい女性に叱られるのは、呉緒様、Rさんで慣れっこのつもり、でしたが
他の2人より生真面目で、特に潔癖なところのあるセリナさんの厳しさは格別で
僕はその場ですぐに書かされた反省文を、電話口で、立って読み上げさせられ
泣きながらお詫びしました
「おまえ、何がどう悪いかわかってるか?」
「は、はい。わかってます」
「ほなあと、原稿用紙2枚追加や。何がどう悪くて、何を反省したか、今すぐ書け! 書き終えたら電話して来い」
ひぃぃん(泣)
「書き終えました」
「よし、読め。立ってやぞ。座ったら許さんからな」と、ご自分はソファで寝転がってるご様子・・
「はひぃ(涙)」
「反省が足りん。やり直〜し(笑)」時折り嘲るような含み笑いが聞こえて来ます
「ひぃぃん(泣)」
深夜になっても、なかなかお許し頂けず、いあホント、大変でした💦
勿論後日、得意の鉄拳制裁でケジメられました😭
セリナさんの、他の女王様よりちょっと大きめの固い拳が唸り、僕の涙腺はあっという間に崩壊しました
そんな調子で、僕の生活態度や姿勢、マゾ奴隷としての礼儀、言葉使いその他にも厳しいチェックや指導があり
ある意味、4人目の女王様でありました
勿論、呉緒様のことで、相談し、悩みを打ち明けますと、親身になって聞いて下さりました
そして、呉緒様の奴隷に戻りたいという僕の希望を聞いて、一緒にFARPLANEに行き、そこでお二人による、豪華なおビンタ競演があったことも書きました
https://naonaooan.hatenablog.com/entry/2022/10/22/050000
このことをきっかけに、呉緒様とのご縁は復活しますが
奴隷への道程は峻厳そのものでした
当時の呉緒様は明らかに、僕を嫌っていらっしゃいました
これは僕が、Rさんの奴隷への誘(いざな)いを断らなかった(断れなかった)ことが根源にあるようでした
僕の軽挙妄動が、呉緒様のプライドを傷付けたのは間違いないようです
もっとも、その頃の僕は
「あんな可愛い女性に、奴隷にしてやる、って言われて、断る奴なんて、M男には居ませんよ〜」と、平気でそう言っていました
つくづくおバカですね💦
そんなわけで、僕のことを厭んでいる呉緒様と、能天気に呉緒様を慕う僕
行き着くところは
無情な運命、ボコリしか無いじゃ、あ〜りませんか(古)
57章や61章に書きましたが
第61章
https://naonaooan.hatenablog.com/entry/2023/01/07/000000
呉緒様、当初は〈奴隷に戻りたい〉という僕の分不相応な願いを打ち砕くため、諦めさせるために僕を徹底的にボコっていらっしゃいました
充分にぶちのめし、ズタボロにされて床に転がって泣いている僕に、『反省した❓』「は、はい。反省しました(泣)」
『これに懲りたら、2度と奴隷に戻りたいなんて言わんことやな』
「そ、それだけは、お断り申し上げます」
『ふんっ、しつこいなぁ・・(呆)』
「すみません」
『そんなこと言うてると、またぶちのめすで(笑)』
「はい」
『次はこんなもん違(ちゃ)うで、大丈夫❓(笑)』
「大丈夫です。多分・・」
『あはははははは』
そんなことが何度も繰り返されました
執拗に、丹念に、僕をぶみのめし、蹲ってすすり泣いている僕に
『そろそろ諦めたら❓』
「・・」
『わかってる❓ 決めんのは、あたしなんやから』
「・・」
『そのあたしが戻さん、言うてんねんから、戻れるわけないやん(笑)』
『アホ違(ちゃ)う❓』
「・・(泣)」
『単に、あたしに殴られて喜んでるだけ違(ちゃ)うの❓』
「ち、違います」
「ホンマ変態やな。サイテ〜(嘲笑)』
ひん、ひん、ひん
『あははははは』
なんてこともありました
『諦めんと、もっともっと酷い目に遭うよ。わかってる❓』
「わかってます」
『なんべんでも言うたるわ』
『おまえを奴隷に戻すことは無い』
ひ〜ん(涙)
『おまえだけは、無い』
ひん、ひん、ひん
『ええ加減、諦めた方が身のためやで』
「嫌です。諦めません」
「呉緒様、僕はあなたを・・、あなたを、愛しているんです!」
『ふんっ』
『知っとるわ、そんなこと』
「お許し下さい。諦めません」
『まあええわ。また死ぬほどボコったるからな(笑)』
ひぃぃ〜ん(泣)
『あははははははは』
などと言う会話が交わされたりもしました
が
何度も何度もボコられ、呉緒様の足元に無惨に転がり続けながら
僕は
呉緒様の微妙な感情の変化に、気付き始めていました
呉緒様が僕をいたぶるのを楽しんでいらっしゃる・・
当初は、憎しみや嫌悪からボコっていたのが、いつの間にか、慰みや楽しみでボコるようになっているように思えたのです
その証左と言えるかわかりませんが、『ご飯行こ』『FARPLANE来い』という、お呼び出しの頻度が、数ヶ月に一度が月一に、多い時は月ニくらいに、上がって来ていました
僕をいたぶる時の笑顔の度合いも、当初に比べればマシマシで
これはワンチャンあるんじゃ・・
そんな手応えを感じ始めた頃
それでも、呼び出されては、残酷にボコられ
ぶちのめされて、床に転がり、厳しい罵倒や叱責と嘲笑の嵐に、気持ちが切れかけ、血の涙を流し続けていた頃
僕に一本の電話がありました
呉緒様からでした
どんな用事があっても、呉緒様から電話があることは、大変に珍しいこと、でした
慌てて電話を取ると
「助けて・・」
続く
その2は、こちら
その3は、こちら
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