呉緒様、息を呑むお美しさ
第57章の4 豪華2大美女おビンタ競演
おまけ 呉緒様のお説教、呉緒様のおビンタ①②
オマケ
呉緒様のお説教
それが今から7年半くらい前のお話、でした
この後も少し続きましたので
オマケです
『ナオ(豚吉のこと)、そろそろ泣きやめや』
『鏡を見てみ。凄い顔やで(笑)』
しばらくの間、僕がしくしく泣いているのを横目に、お酒を飲みながら鼻で笑ったり、勝ち誇ったように、くすくす笑いされていた呉緒様が言われました
『おまえには未だ言いたいことあんねん』
「は、はい」
どん底の僕を更に虐めようというのです(泣)
慌てて、お絞りで涙と鼻水を拭いている僕に
『別件で話あんのよ』呉緒様が言葉を続けます。『こないだ言ってた○○のことや(笑)』
ああ・・
『ことと次第によっては許さんへんからな。ちょっと懲らしめんといかんわ(笑)』
「・・」
『どうする❓ 久しぶりに、たっぷりと叱られるかもよ。あたしに(笑)』そして悪戯っぽい笑みを浮かべると
『これ以上叱られて泣くんが嫌やったら、今帰ってもええで』
「いえ、居ります」
『あ、そう。じゃ水飲んどき。場合に寄っては、おまえの目から涙枯れ果てるくらい叱ることになるからな。今のうち水分補給しとき(笑)』にやにや笑って僕を揶揄う呉緒様
「・・はい。ただすみません。ちょっとトイレに」
『あー、行っといで。鏡見といでや〜(笑)』
それには答えず、僕はトイレに向かいました
トイレで鏡を見ると、確かに酷い顔です
男前ならぬ(マゾだから)男一歩手前が台無しです😅
顔は真っ赤、泣き腫らした目、鼻水も未だ溢れています
顔を洗い、一旦深呼吸
が、先ほどの呉緒様の罵りと嘲りが蘇り、また涙が溢れて来ました
また顔を洗い、呼吸を整えます
勿論、呉緒様に何と言われても、奴隷に戻るのをあきらめるつもりはありませんでした
恥ずかしい話ですが、これだけ散々に罵倒されて、死にたいほど辛い思いをして、それでもやはり僕のマゾ○ンポは反応していました
トイレに駆け込んだのは、固くなった僕の○ンポジ、○ンポの位置を整えるためもありました
呉緒様に、殴られても、叱られても、僕の体は反応し、発情してしまうのです
これほどまで残酷な仕打ちを受け、信じられないほど罵られて、逆に燃え上がる呉緒様への恋慕・・、固くなる僕のマゾ○ンポ、何というマゾの業の深さでしょう
忌まわしい(かな?)マゾの血
美しい呉緒様の奴隷以外に僕の生きる道は無い
そのことに思い当たりました
命賭け、人生賭けても、呉緒様の奴隷に戻る、という決意を新たにした僕でした
とは言え、とりあえずはこの後です
僕は脳をフル回転させて、○○の件についての想定問答を作成、その結果
僕の何倍も聡明な呉緒様相手ですが、言い返せそうな気がして来ました
今は女王様ではない呉緒様なんて怖くない(恐いけど)
絶対、反駁してやる!
そんな決意に燃えて、僕はトイレを出ました
ちなみにお店は普通の居酒屋です
深夜でお客さんは少なめでしたが、個室ではありません
さっきまで美女に叱られて泣いていたオッサンは、彼方此方からの視線を感じずにはいられませんでした
もうこれ以上醜態を晒すのはゴメンです
トイレから出て呉緒様の前に座ると、お待ちの呉緒様がにっこり笑って
『逃げても良いのに、ええ覚悟やな(笑)』「・・」
『未だ叱られ足らんのかな(笑)』
「いいえ。逃げるつもりはありません。お叱りはいくらでも受けますが、僕にも言い分があります」
『そう。ふふふ』呉緒様の美しい微笑み
見ているだけで、膝が震えています
早くも勝負あった、かも知れません・・。が、心を引き締め、呉緒様のお顔を見つめます
『たっぷり懲らしめたるわ(笑)』笑って仰る呉緒様
『ま、泣きたいんやったら、いくらでも泣かしたるし(笑)』
『水分補給したか❓(笑)』「・・」口惜しい・・もう泣きそうです
『わかってたか❓ おまえがトイレ行ってる間に帰ったけど、そこの客。こっち見てずっと嗤っとったで。みっともないなぁ(笑)』やっぱり・・
『あたしみたく若い娘(こ)に叱られて泣いてるオヤジって、どうなんかな❓(笑)』
『どう思われたんやろな❓(笑)』
『ええトシして、恥ずかしい・・』そう嘲って笑う呉緒様
「・・(泣)」
『おまえもこれに懲りたら、もう、あたしの奴隷に戻りたいやなんて、分不相応な願いは持たんことやな』
「いえ、それはお断りします」
『はぁ❓』
「呉緒様のお言葉でも、それは聞けません」
『おまえ、あたしの言い付けが聞けんのか💢』
「はい」言葉を続けます
「だって、僕、奴隷じゃないですから」
「奴隷なら、女王様のご命令には絶対服従ですけれど。今の僕、奴隷、じゃないですよね?」
呉緒様が頷かれます
「でしたら、お言い付けを聞く理由はありません。すみませんが、お断りします」
『はは、そう来るか(笑)』
「奴隷じゃないですので。なんでしたら、タメ口でお話しますか?」
『あかん💢』
「ダメですか?」
『ダメに決まっとるやろ。殺すぞ、マジで』
呉緒様の血相が変わっています。怖っ・・
「わかりました。タメ口はしません」
美女に睨まれて、奴隷時代の習い性でしょうか。足が震えています(汗)
「ですが、奴隷になるのは諦めません」
「何と言われましても、諦めません」
「必ず、呉緒様の奴隷に戻ってみせます」
『決めるのは、あたしやで』
「わかっています」
『可能性は無い。ゼロやで』
「可能性ゼロでも、僕が希望を持つことは、僕の勝手です。誰にも止めることは出来ません、よね?」
『ま、そやな』
「ありがとうございます。必ず呉緒様の奴隷に戻ってみせます😊」
『言うとくけど。そんな身の程知らずなこと言ってると、また締め上げるで』
「はい。覚悟の前です」
『こないだはセリナがおったし、本気のビンタなんて、たったの2発だけやで。2発しか殴ってないのに、ピーピー泣いてたやないか(笑)』
「覚悟、してます」
『今度は遠慮なくマジでフルボッコ。ズタボロの半殺しにするで』
「・・どうぞ」
『ふふ。なんや、その間は❓』
「・・」
『ビビったか❓』
「多少・・」
『あはははははっ』
『まあええわ。その覚悟があるなら好きにし』
「ありがとうございます」
『良し。じゃ話変えよ。○○の件や』
「はい」
『えらい余裕やな(笑)』
「あの件は、僕、悪くないです。つうか、何度も言いますが、僕にも言い分があります」
「お叱りは承りますが、それは呉緒様のご意見です。単なる意見の違いですので、多分泣かずに済むと思います」
『ははっ。そうかなぁ」
「僕は呉緒様、あなたをを愛しています。僕の人生で呉緒様以上に好きになった女性は居ませんし、今後も出ないでしょう」
『ふんっ』いつものごとく僕の告白を鼻で笑う呉緒様
「そう何度も何度も、心から愛してる呉緒様に叱られて、子供みたいに泣くのは正直辛いです。今日はもう泣きません」
『ふふっ』呉緒様、余裕の笑み
てことで数十分後
頑張って言い繕ったのですが
あっさりと論破され、厳しく叱られてしまいました
想定問答破綻
やっぱり負け。・・口惜しい😭
『わかった❓』優しく、にこやかにお尋ねになる美しい呉緒様
充分に叱りつけた後、です。勝ち誇った笑みを浮かべていらっしゃいます
「はい。わかりました。・・すみませんでした」
『反省した?』
「はい。反省しました」
『ふふ。泣かへんって言うてなかったっけ❓(笑)』
「泣いてません」
『じゃ、その目にいっぱい溜まってんのは何❓』
「・・未だ溢れてはいません」
『ふふふ。負け惜しみ❓』「・・」
『泣くまで叱ろっつかなぁ(笑)』ひーん
『まーええわ。おまえの言いたいことはわかった』
「でしょっ」
『認めはせんけどな❣️』ビシっと遮る呉緒様
「きゃん(泣)」目に溜まっていた涙が、ぽろっと滴り落ちてしまいました
『あはははは』それを見て、高笑いの呉緒様
やはり最後はみっともなく、泣く羽目になりました💦
呉緒様は余裕綽々。最初から勝利を確信していたご様子です
『後で、そやな。マジビンタ10発で許したるわ』
「ひぃーん、ありがとうございます(涙)」
『特別やで』
「は、はい」(どうせなら早く許されたいです)
「何でしたら、今日頂いても・・」
『今日はあかんわ。もう遅いし』
「ですか」
『ただ荷物あるからな。あたしのマンションまで運んで欲しいねん』
「わかりました」
『ん❓ おまえには、かしこまりましたって言えって言ってあったよな❓』
「はい。奴隷ならそう言います。僕、奴隷じゃないですし😊」
『ふん。勝手にせえ』
てな会話がありまして
続く
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