お美しい呉緒様
第53章の3 久方ぶりのリンチ訂正文
先日upしました53章の2に、明らかな勘違いがありましたので
訂正します
この件で、呉緒様にみっちり叱られてしまいましたので
それも併せて、こちらに記述します
さて
その時の話をする前に
その直前の経緯を書いておきます
呉緒様には体調不良になる期間があります
根性のある呉緒様は、夜になるとお店に出て、普通に接客もされていますから、気付かれない方も多いかと思いますが
いよいよ悪くなると、お店もお休みされ、一日中ご自宅に籠もられている時があります
そんな時僕は、水やその他、呉緒様に言いつかった買い物をして、呉緒様のもとへお届けします
先日のイベント後すぐの頃に、荷物を抱えて呉緒様の家に向かいますと
呉緒様から、『頼みたい事があるから、ピンポンして』とのLINEがありました
普段は荷物だけ置いて帰るのですが
やれ嬉しや、呉緒様のご尊顔が拝める💕
ウキウキして僕は、呉緒様の家のドアファンを押します
ピンポーン
音はしますが、中の反応がありません
LINEも既読になりません
心配になりましたが、救急車を呼んだら大騒ぎです
何度かLINEしますが、変化無し
しばしドアの前に佇んでいた僕ですが、やがてあきらめ、呉緒様んちを後にしました
夜遅く、呉緒様から連絡がありました
『すまん、死んどったわ』やっぱり・・
「心配で、救急車呼ぼうかと思いました」
『それはいらんけど、LINE通話鳴らしまくって叩き起こしてくれても良かってんで』
うーん、難しいところです
友達や恋人なら是ですが
奴隷に許されるでしょうか
一歩間違えると、不興をこうむる可能性もあります
「気が利かず、申し訳ありません」勿論それでも謝罪します
「ご用は、何だったでしょうか」
お尋ねしました
用事は、Excelの入力作業でした
すぐにデータを送って頂きましたが、結構な量です
今日は遅いですし、しかも明日はお客さんと昼からご飯で、そのまま飲み会になる予定でした
『明後日朝までにもらえたら助かる』
「それはちょっと・・、それ以降では?」
『頼むわ』
女王様の頼む、は、ほぼご命令に等しいです
「かしこまりました。明日出来るだけ早々に引き上げて、ひと眠りしてから、朝方にかけて仕上げます」そうお答えしました
てことで朝方、午前4時くらいになっていましたが、仕上げて、メールとLINEでお送りし
「送りました。ご確認下さい」と送信して、寝間につきました
その後、呉緒様から
『助かったわ』
『これはみっちり、しばいたらなあかんね。』
と、可愛いLINEが届きました
ご褒美ビンタが頂けるようです💖
きゃん、嬉しい😍
頑張った甲斐がありました
心ウキウキワクワク、でした
てなことがありまして
その後のお話です
『飯行こ。海鮮が食べたいねん』呉緒様からのLINE
桜川の海鮮料理店が指定されていました
身支度をしながら予約の電話
電車に飛び乗って、お店に向かいました
幸い自転車の呉緒様より一足早く到着することが出来ました
お店に入って、向かい合わせに座ります
今日もとっても素敵です💕
またまた呉緒様のオッパイから目が離せません
『おい❗️』不快そうに胸を隠す呉緒様
「すみません」
謝ってから、「でも、恥じらうなんて可愛いです」そう申し上げますと
『アホ、誰がおまえごときに見られて恥じらうか❣️』
「あれ?、ブログにも書いちゃいましたけど・・、違いましたか?」
『違(ちゃ)うわ』
えーと・・。考えても思いつきません
厳しい顔をされた呉緒様が握り拳を固め、周囲の様子を伺っていらっしゃいます
ああ・・、殴られる
奴隷は、自らの運命を悟ります
他のお客や店員に気付かれないよう、素早く呉緒様の拳が下から掬い上げるような感じで
僕の頬を捕らえました
がんっ、ぐふぅ
『そんなこともわからんのか⁉️』
「すみません」
『おまえは、ホンマのアホやな』
「・・」
『おまえなんかに見られたら減んねん』
「はい?」
『あたしの立派な胸が、おまえに見られたら減るんや』
「んー、お気持ちはわかりますが・・。さすがに減りは・・」
『減んねん❣️』
また、握り拳を固めていらっしゃいます
隅っこの座席で、近くに客はいませんでしたが、個室ではありません
個室とかでしたら、既にもう4、5発頂いていたことでしょうが・・
周囲に目を配りながらの打擲になります
僕も、呉緒様が殴り易いよう、なるべく顔を寄せ、呉緒様の拳打ちをお待ちする体制です
がんっ、くびぅ
また炸裂、周囲に遠慮していても、威力はそんなに変わりません
痛烈な痛みにも僕は声を殺して、悲鳴をふさぎます
『減るんや』
「そんな、非科学的な・・」
『なんやて❣️』
「す、すみません」
呉緒様がまた周囲に目を配った後
がんっ、ぐふぅ
『減る、な❣️』
「ひん、はい、減ります」
『わかったか❓』
「は、はい。わかりました」
『遅い。ホンマのアホやな』
「ひん(泣)」
『殴られんとわからんのか❣️』
「ひーん(涙)。ごみんなさい」
『ふふ』ようやく呉緒様の美しいお顔に 笑顔が戻りました
勝ち誇った爽やかな笑顔です
『だいたいな。おまえなんかが見てええもんと違(ちゃ)うねん』「・・」
『立場、弁えや』
「はい」
『あたしは、おまえのなんや❓』
「女王様です。最愛の」
『せやろ。その大事な胸を、な』
『おまえみたいなマゾで変態の、奴隷の、豚が』
「ひん・・(泣)」
『おまえなんかが見たら、あたしの胸が穢れるねん』ああ、なるほど・・
「それは確かに」納得して申し上げます
「最初からそう言って頂ければ・・」
『はぁ❓』
「減るなんて、非科学的な、いや、あの・・」
がんっ、くひぃ
先ほどまでと倍近い威力のグーパンが飛んで来て、僕は痛みに身を震わせました
『おまえがアホやから、わからんだけやろがい❣️』
「は、はい。そうでした。申し訳ありません」
『アホウ❣️』そう仰って、更にもう一発
がんっ、きひぃぃ
「お許し下さい」
「僕が、僕が悪うございました」
激しい頬の痛みに、じんわりと涙が浮かんで来ています
涙の謝罪です
『ふふふ』そんな僕の涙顔を見て、ご満悦の表情の呉緒様
『反省した❓』
「は、はい」
『わかったんか❓』
「はい」
『ホンマか❓、わかるまで殴ったるで(笑)』
「わかりました。大丈夫です」
『ホンマかなぁ(笑)』
「本当です」
『もっと行っとく❓』にやにや笑いながら、また、握り拳を固めていらっしゃいます
「ひん(泣)。お許しを』
『あはは。弱虫❣️』そう嘲ったあと
『これからはジロジロ見ぃへんな❓』
「・・いえ、それは多分無理かと」
『見るんかい❣️』
「く、呉緒様のオッパイは美し過ぎて、素晴らし過ぎて、見ないわけには行かないんです。すみません」
『あはは。また殴られんで』
「それは覚悟の前です」
『あーはっはっは』高笑いの呉緒様
でも、ご機嫌を損ねた様子はありません
『次は、顔の形変わるぐらい殴ったるわ(笑)』
そう言って朗らかに笑う呉緒様です
「あ、あのー、呉緒様」
『なんや❓』
「先日、ご褒美ビンタ下さるって、仰られたこと、覚えていらっしゃいますか?」僕にとって一番気になっていることをお伺いします
『覚えてるよ』
「それは、あの、いつ頃・・?」
『うん❓ まー気が向いたらな(笑)」
「そう、ですか・・」
『ふふ、何暗い顔してんねん。やる、言うてるやん」
「ありがとうございます」
『何なら、そっちも顔の形変わるくらいやるか(笑)』
「あ、ありがとうございます(涙)」
『でも大変やな』
「と、申しますと?」
『ご褒美は、優先順位最後やで(笑)』
「あー」
『ふふふ』
『お仕置きが1番ですか?」
『お仕置きは2番』
「え?」
『褒美は3番、最後やな』
「1番は何ですか?」
『ふふふ、わからんか❓』
「・・。はい、わかりません」
『あたしの、愉しみ、や(笑)』
「あ・・」
『あーはっはっは』
大きく口を開けてお笑いになる呉緒様
『あたしが愉しむのが1番って、前におまえが言うてたやん』
「は、はい。そうでした』
『あはは、だから大変やねって、お互いに』
「?」
『わからん❓、例えば百発おまえを殴るとするやん』
「は、はい。ありがとうございます」
『そのうちご褒美ビンタは、5発くらい、かなぁ(笑)』
「ご、5発ですか」
『うん、で、お仕置きが45発』
「ひぇえ」
『お愉しみビンタが、50発』
「ひゃあー」
『あはは、だから褒美で顔の形変えんのは大変やわー』
「・・」
『50発は食らわさんとあかんやろ。そうなると、どうなる❓」
「そ、その割合で言いますと、ご褒美ビンタが50発なら、お仕置きビンタは450発」
『あははははは』
「呉緒様のお愉しみビンタが500発」
『あーはっはっは』
爆笑の呉緒様
『それでも欲しい❓、ご褒美ビンタ50発❓』
「は、はい。欲しいです(泣)」
『よ〜し』
クスクス笑って呉緒様
『お愉しみ500終わった頃に、もう顔の形変わっとるやろけどなぁ(笑)』
「ひーん(涙)」
『全部で千発かぁ。爪削っとかんとあかんなぁ』
「ひ、悲願の通算2万発ビンタも見えて来ます」半ばヤケクソで申します
『あはは。ホンマやなぁ』
『イベントしよな(笑)』
「ひぃん」
『あははははは』
高らかにお笑いになる呉緒様
『ちょっと❣️』お店で精算を終え、外に出た僕に、呉緒様から声がかかりました
慌てて振り向くと
呉緒様がにっこりお笑いになっています
ビシィ、ひぃ
右手が振り下ろされ、お店の出口で、鮮やかにおビンタが炸裂
痛ぅぅ
先ほどまでと違う鮮烈な頬の痛みにうめき声を上げる僕
既に網膜の奥に暖かい液体が溜まっています
『あたしのお愉しみビンタ終わるまで、あと499発かぁ(笑)』
「ひぃん」
『なかなかご褒美ビンタ、やれんなぁ(笑)』
「ひぃいん」意地悪ぅ〜(涙)
『なんや、その顔は⁉️』
ドスっ、今度は右足の蹴りです
「ひいぃ」太腿の辺りを強かに蹴られ、またも悲鳴の僕
『ふふふ』泣き顔の僕を睨め据えて、嘲り笑いの呉緒様
本当に美しくて素敵でした💖
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