若かりし頃のライザ・ミネリ
☆ビンタ文学紹介①
今日は装いを変えて、僕が愛してやまない「おビンタ」について
おビンタ考①で、ビンタ文学(豚吉命名)のご紹介です
おビンタなら、何と言っても発案者たる夏木青嵐をご紹介すべきところですが
以前、他のサイトでさんざんやったので
今日は意表を突いて、「問題SM小説」という雑誌に掲載された昭和のマゾ作品から、「不思議の国のジョディ」という作品をご紹介します
黒人女性ジョディが、様々なハリウッド女優にメイドとして雇われ、そのゴシップをレポートする、という体裁を取っていますが
一見して作り話であることがわかるチープな内容になっています
ただこの回で取り上げているのが、あの大女優ライザミネリ(この当時未だ二十代)で、「実は彼女はSだった」という内容と、この一方的なビンタシーンだけが面白かったので、ビンタ文学の一作品とします😊
「不思議の国のジョディ」
デジ・アルナスが何の前ぶれもなく、突然姿を現したのは翌日の夜のことだった
(中略)
「ライザはいるかね?」
「はい。もうお休みになっていると思いますが」ジョディが答えると(中略)
ライザはネグリジェに着がえていたが、まだ居間でステレオを聴いていた。入って来たデジを見ると、はっとした表情でクーチから起ちあがった。
ふたりは、そのままの姿勢でじっと眺めあうようにして一言も口をきかず、立っていた。
デジはゆっくり室の中を見まわしていたが、その視線はピアノの上のジャック・ハレイの写真をとらえた。
彼は(中略)その写真を(中略)両方の手でこまかく引き裂いた。
(中略)
果たして、ライザは顔を、さっと蒼ざめさせ、稲津のような速さでそばに寄ると、いきなり平手でデジの頬をぴしゃりと音を響かせて叩いた。
思わずデジがよろめいたが、彼もまた平手でぴしゃりと打ち返した。
すると、ライザは前よりもっと強くまた叩いた。
ぴしゃり! デジが打ち返した。
ぴしゃり! ライザがまた叩いた。
デジはもう打ち返さなかった。
ぴしゃり! しかしライザは、いっそう強く続けて打った。
ぴしゃり! ライザがまた打った。
ぴしゃり! ライザが続けて打った。
デジが突然、両足を曲げて崩れるようにしゃがみこみ、両手でライザの足を抱えるようにして泣きだした。
ぴしゃり! ぴしゃり!
炎のような目でデジを見下しながら、ライザは依然として彼の頬を打ち続けた。
この後、2人はベッドの上で再び争い
そして再びライザが勝ち、デジを組み敷き不自由な形に縛り上げ、一方的に犯す、という内容になっていますが
マゾの僕にとって女王様とのセックスなんて有り得ないのでカットします😊
ついでに言うと、殴り返すなんてとんでもないですね(怒)
捕捉すると、デジ・アルナスは当時の有名歌手で、ライザと熱愛が噂されますが、恋多きライザはピアニストのジャック・ハレイを選んだ、と芸能記事にあったようです(知らんけど)
事実はどうあれ
僕にとって大事なのは
自分を裏切った恋人のもとを訪れ、詰問しようとするも反撃され
抵抗虚しく敗れて、ぶちのめされること
です😍
てなわけで、ビンタマゾによる手直しを入れます
※※※※
果たして、ライザは顔を、さっと蒼ざめさせ、稲津のような速さでそばに寄ると、いきなり平手でデジの頬をぴしゃりと音を響かせてずデジがよろめいたが、踏み止まり、右手を上げて打ち返そうとした
すると、ライザは前よりもっと強くまた叩いた。
ぴしゃり! デジがよろめいた
ぴしゃり! ライザがまた叩いた。
ライザは、デジに打ち返す隙を与えなかった
ぴしゃり!
ぴしゃり!
ライザは、いっそう強く続けて打った。
ぴしゃり! ライザがまた打った。
ぴしゃり! ライザが続けて打った。
デジが突然、両足を曲げて崩れるようにしゃがみこみ、両手でライザの足を抱えるようにして泣きだした。
ぴしゃり! ぴしゃり!
炎のような目でデジを見下しながら、ライザは依然として彼の頬を打ち続けた
「・・」何か声が聞こえたような気がして、ジョディが耳を澄ますと、確かにライザの声がした
デジに自分の足から手を離すよう叱咤する声であった
「ぶちにくいでしょ! 手は下げてなさい!」命じられたデジの両手が弱々しく下がった
びしゃり!
びしゃり!
ライザが少しステップを変え、自分の打ちやすい距離を保って、再び激しくデジの頬を打ち据えた
打たれたデジの顔から涙が飛び散っているのが間近に見えるほど、それは激しい打撃であつた
ひぃい、ひぃい、とデジの哀れに泣く声も聞こえて来た
自分を裏切った美しい恋人に打たれ、先ほどまで意地で耐えていたはずの悲鳴がついに彼の口から漏れてしまったようだ
だがジョディの耳には、他にも音が聞こえて来て、彼女は耳を疑った
ジョディは覗き見していた場所を移動させ、ライザの顔を見て、それが間違いでないことを知った
それはライザの笑い声であった
なんとライザは満面の笑顔であった
映画でも見せないような満足気な笑みが彼女の顔に浮かんでいたのだ
先ほどまで炎のような目でデジを見下ろしていたライザ、今は楽しそうに笑いながら1発1発を打ち込んでいる
そして威力は先程より更に強く激しくなっていた
ひぃい、ひぃいと泣くデジの悲鳴が大きくなっていることが、それを裏付けていた
ライザの手がふと止まった
長い長い打擲が漸く終わったかと思われたが
「デジ」ライザがにこやかに笑いながら腰を屈め、泣いているデジに囁きかけた
「泣き止みなさい。あたしの手が濡れるでしょ。泣き止まないと、もっと殴るわよ。てか、これからが本番、だけどね!」
ライザはそう言って高らかに笑い、デジの哀れな泣き声がそれに続いた
ぴしゃり! ぴしゃり!
ぴしゃり! ぴしゃり! ぴしゃり!
先ほどより更に激しい打擲音が鳴り
ひぃい、ひぃい
というデジの泣き声が、まるで地獄の底から聞こえるように響いていた
ジョディが一旦小用に立ち、数時間して戻って来た時も、平手打ちの連打は止んでいなかった
ジョディは、ハリウッドのトップスターの体力に舌を巻き、自分の寝室に戻ったが
びしゃり! びしゃり!
ひぃい、ひぃい
その音は明け方まで続いていた・・
お後がよろしいようで・・