今日もお美しいPARCOの衣装姿の呉緒様
第56章の1 蟹クリームコロッケと呉緒様の意地悪 第2期
今年の春先のお話です
FARPLANEのイベントのため、大阪のあちこちのお店に、ポスターやフライヤーを配る呉緒様のお供と荷物持ち役で店を周り、一段落した後、ご飯行こうという話になりました
それまでに、僕も何度かご一緒したことがある、呉緒様お馴染みのお店に入りました
カウンターに並んで座り、気の良いマスターと呉緒様は世間話をし、しばらく飲み食いしたところで
呉緒様が、『あれ、お願い』と、お店のマスターに注文をされました
お美しく、にこやかに笑い、隣にいる僕をチラリと見て、また、悪戯っぽく微笑まれました
「あー、あれね」マスターも思わせぶりに答え、「どれくらい?」
『もぉ目一杯っ(笑)』
「え、本当にええの?」
『ええの(笑)。目一杯、サイコーのでお願い』
「大丈夫?」
『大丈夫、大丈夫(笑)』朗らかに応える美しい呉緒様
また僕をチラッと見て、不敵な笑みを浮かべていらっしゃいます
さして時間を置かず出てきたのが、蟹クリームコロッケでした
湯気が立っています。見るからに熱々でした
マスターは、お皿を呉緒様と僕の前に置き、「大変お熱くなっています。ですので、すぐに食べることはお勧めしません」と、宣われました
『ふふ』応えて笑う呉緒様
「すぐ食べるのは大変危険です(笑)」繰り返し言うマスター
『あはは。危険なんや(笑)』
くすくす笑う呉緒様
すぐに呉緒様がお皿を取り、僕の前に置かれました
顔には満面の笑み
ケータイを取り出し、僕の方に向けていらっしゃいます
僕の醜態を撮ろうというのでしょう
『これ知ってる❓ 美味しい奴やで(笑)』声も、もうウキウキです
左手にケータイ、右手でお箸を持ち、僕の顔を覗き込まれています
目もキラキラ
僕を虐めるのが楽しくて仕方ない時のご表情です
このコロッケを口にした際の結果は、大方想像が付きましたので、僕は覚悟を決めました
「は、はい。蟹コロッケ。あ、いや蟹クリームコロッケ、ですね」
『蟹コロッケ⁉️ あはは。ほら❣️』
呉緒様がお箸で摘んだそれを、僕の口に放り込み、続いてお箸を僕の口に突っ込んで、コロッケをお割りになりました
出来立てのコロッケは外側も相当に熱く、口に含んだ瞬間、ひっ熱いっ💦と思ったのですが
中から飛び出して来たクリームの熱さは、それどころの騒ぎではなく(勿論それを承知での、お箸での割りです)
「あひっ(泣)」
ジュワーと、口の中に熱湯のようなクリームが拡がり、激痛に僕はくぐもった悲鳴を上げました
本当は絶叫したいほどの辛さだったのですが、口を開けると溢れます
鼻から空気を入れ、少しでも冷まそうと試みますが、ほとんど無駄でした
しかも呉緒様は更に箸で、なおも残りの固形物も割ろうとされ、僕の切れ切れの悲鳴を絞り取ります
「あ、あ、あ、あ・・(泣)」熱いという言葉も出て来ません
「ひ、ひ、ひぃ」舌が、口の中の皮が、口腔の膜が、口の中全部が、熱くて熱くて、僕は泣き声を上げ、何とか喉を通そうとしましたが、なかなか思うに任せません
涙がポロポロと頬を伝います
『あー、はっはっは』爆笑する呉緒様
そして、笑いながらケータイでじっくりと、僕の苦悶の表情を撮っていらっしゃいます
割れたコロッケの一部が口からはみ出し、慌てて僕はそれを手で受け止めました
ところが手の平ですら、その熱さに耐え切れません
「熱熱あつ・・(涙)」
半泣きで僕は、改めてそれを口の中に戻し、ヒイヒイ言いながら、お手拭きで手を拭きました
手では持てない熱さです
それが再び口の中を焼き、蹂躙します
「あ、あ、あ、あ・・(泣)」
油汗を流し、涙を零し、無様にのたうつ僕
『はっはっはっは』
ケータイのカメラを構えた呉緒様、またまた大笑いです
この日はたまたま呉緒様と僕の共通の知り合いの女王様(Sさん、次の57章にて改めてご紹介します。呉緒様の後輩で、スレンダーな美人女王様。僕にとっては大変お世話になった姉貴分)も来ていました
僕のそんな様子を見て、手を叩いて大笑い
「今度、あたしも奴隷にやらせよっと(笑)」と、言ってられました
S女王様の奴隷の方、ご愁傷様です😊
その、呉緒様がお撮りになった映像がこちらです
僕の見苦しい泣き声部分等一部カット&顔は隠しています
顔の部分を隠したせいで見えにくいですが、笑いながら僕の口の中に箸を突っ込み、丹念にコロッケを割っている呉緒様の紅い爪の右手が映っています
なんとも妖艶・・
なんつう意地悪・・😭
如何でしょうか
僕の無様な苦悶の表情と、それを見て、本当に心からお楽しみになっているご様子の、呉緒様の高笑いの音声が見事に撮れています
呉緒様、ホント、楽しそうです
可愛いお声です❤️
でも呉緒様の意地悪
僕へのいたぶりは、まだまだこれからが本番、でした
続く
2は、こちら
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