乳鬼の呉緒様 別バージョン
☆節分の日の呉緒様 その3
お酒と肉を注文して、落ち着かれたところで
『何拗ねとったんや❓』「ひん！」
慌てて呉緒様を見つめますが、そんなにお怒りのご様子ではありません
長く呉緒様の奴隷をやっているおかげで、お顔をひと目見ただけで、大体のご機嫌を読み取ることが出来るようになりました。これも自慢です
「し、叱られてばっか、ですもん・・」
『おまえが叱られるようなことするからやろが❣️』
「ひん、ごめんなさい」慌ててお詫びします
お肉が運ばれ、早速口にした呉緒様
「美味し〜💕」やっと笑顔です
ホッとしました
「呉緒様」
『何❓』
「1月30日で、奴隷にして頂いて16年目を迎えました」
『あー、そうか』
「心より御礼と感謝申し上げます。ありがとうございます」頭を下げます
『うーん、怖いなぁ』
別に恐くはないんですが・・。ここは突っ込みません
「ま、何度か捨てられましたので、16年間でないのが辛いところです」
『あはは、そうやなぁ（笑）』
「勿論、全部僕が悪いんですけれど」
『当然❣️（笑）』
「反省しています」
『ホンマかなぁ（笑）』「・・（汗）」
呉緒様ニヤリ、僕、冷や汗
取り急ぎ、言葉を紡ぎます
「こ、こないだなんか、Twitterに、豚吉解雇、って書かれちゃいましたし・・」
『ははは』
「あん時は本当に辛かったです。で、何とか持ち直して、よーし、腹いせに、呉緒様以外でオナニーしてやろう、と思ったんです※」
『ほー』
※話が逸れますが
奴隷は自慰するだけです。当たり前ですが、女体とは縁がありません
そしてその対象は、これも当然ですが、呉緒様だけです
第2期奴隷時代に入ってから5年弱が経過していますが、その間呉緒様以外で射精したことは一度もありません
そもそも、呉緒様以外の女性、その人がどんなに魅力的でも、僕の体が、正確には○ンポが、反応しません
有り難いことに、また、哀しいことに
僕の○ンポは、呉緒様でしか勃たなくなっています
僕の自慰、オナニーは
時にはお下げ渡し頂いた呉緒様の下着（但し洗濯済み）の匂いを嗅ぎ、芳しい香りに酔いつつ、呉緒様の映像に向かい、「呉緒さま〜。僕の女王さま〜」「愛してます〜」と叫びながらイきます
これ以上の悦びはありません
とっても幸せな瞬間です💖
変態ですみません💦
そんな僕にとって呉緒様以外を対象にオナニーする、なんて、大事件なのです
ある意味、大それた、しかし、細（ささ）やかな反逆です（汗）
さて
｢それで、ですね。秘蔵のビデオを取り出しまして、ね」
『あはは、そんなんあるんや（笑）』
「そりゃもう、マゾ歴長いですから、取って置きのがありまして」
『ふふ』
「それで（オナニーを）やろうとしたんてす。マジで捨てられた腹いせに」
「でも・・」
「ダメでした（泣）」
「そもそも勃ちませんでした（涙）」
『あはははは』ひと笑いの呉緒様
『当たり前やろ（笑）』嘲るようにそう仰って
『フン』と
鼻でお笑いになりました
勝ち誇った、それはそれは美しい笑顔でした
そんな・・
自明の理みたいに仰られなくても・・
僕なりに必死だったのに・・（泣）
ひ〜ん、口惜しいよ〜（涙）
悔しさに、僕は歯噛みしましたが
そこはマゾ
愛しい呉緒様から受ける屈辱という被虐の悦びが、悔しさを優り、既に発情していました
そんな状況、目の前の呉緒様に気付かれたら、どんなに嗤われることでしょう
『変態』と罵られ、嘲られ、物笑いのタネにされるのは間違いありません
恥ずかしい・・
僕は慌てて、お酒を口に含み、笑顔で取り繕って、何とか気取られずに済みました
いや、気付かれていたかも知れませんが
武士（女王様）の情けで、見逃して頂けた可能性もあります
いずれにせよ、僕を見る呉緒様の美唇には、いたずらっぽい薄笑いが残り、その美しい瞳には
僕への軽蔑と見下し感が、ありありと浮かび、
僕は、目眩するほどのマゾの悦楽に溺れ、震えが止まりませんでした
食べ終わり、『お店で待ってて』と、言われ、一旦お別れしました
【続く】
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