呉緒様の奴隷 豚吉日記

心斎橋アメ村FARPLANEの美しき女神、呉緒様の奴隷豚吉(ぶたきち)です。変態マゾ。この世で1番愛する女性、呉緒様の奴隷にして頂いて18年、感謝と土下座の日々です。

第40章 呉緒様に叱られて号泣の巻①

f:id:NaoNaooan:20211202082459j:image可愛くて素敵な呉緒様

☆呉緒様のお叱りで号泣その1

 

奴隷にして頂いてから、2年少し経過していました

呉緒様が多忙で、なかなか逢って頂けない時期でした

僕は毎日メール(LINEは普及前)で、「淋しいです」「辛いです」と女々しいメールを送って

呉緒様をいらつかせていました

そんな時、久しぶりに呉緒様から「逢おう」との連絡が入りました

ひとつ用事があって、あるものを持って来るように言われました

 

僕は出かけに荷物を詰めていたときに

悪魔の囁きを聞いてしまいました

「持って来るの忘れました」と言ったら、近々にまた逢って頂けるのでは・・と

結局持って来て、駅のコインロッカーに隠すところが、僕の小市民と言うか、小悪党と言うか

とにかく

いざと言う時の保険は掛けた状態で、呉緒様にお逢いしました

 

呉緒様は最初から、プリプリ

『男のくせに、淋しいのなんのと暗いメールしてきてぇ・・、情けない』

「ごめんなさい、だってぇ・・、2週間も逢って頂いてなかったのですから・・

呉緒様が線香を取り出されました
『よし、肩に、呉緒って入れとこな』

『これで淋しならへんやろ』

『ひと目で、あたしのモノやってわかるしな(笑)」

「・・は、はい、ありがとうございます」
線香で、肩に、「呉緒」の文字が

「呉緒様」

『何❓』

「カタカナの方が良いのでは」

『そんなん誰が決めんの❓』

「・・」

『なぁ、誰が決めんのって(笑)』

「く、呉緒様です」

『そやろがい❣️』

「呉」も「緒」も、字数の多いこと・・(涙)


「行くよ~ん」呉緒様の楽し気な声
そして、僕のむき出しの肩を線香の火が襲います
「ぐふぅぅ・・、く、く、く・・」必死で泣き声を堪えます
「ふふふ・・」呉緒様の楽しそうな笑み
「あたし(最近)誰とも逢ってないし、誰ともメールしてないねんで」
「・・」

『こんな頻繁に逢ってるの、おまえだけやで』
『それやのに、なんやの』
「ご、ごめんなさい・・、ひ、ひぇぇん」
『もう淋しないやろ、あたしのものやと印したったから(笑)』

線香攻撃がようやく終わりました

f:id:NaoNaooan:20211202082535j:imageこんな感じです

 

この後、たっぷりおビンタを頂いた後

 

『あれは❓』約束のモノの所在を訊ねられました

「あ、忘れました」

『忘れた❓ 今から鞄に入れて来ると言ってたやん』

「・・」

『なぁ❓』

「すみません・・」

『ホンマに忘れたん❓』

僕の大根演技は瞬時に見破られたようです(汗)

「お、置いてきました」

『へ❓』

『また近日中に逢って頂けるかと・・」

僕は、それを口実に呉緒様とまた逢いたかったのです
「わざと?」呉緒様の顔色が変わったように見えました
「・・はい」ぶるぶる震えながら、僕は消え入りそうな声で答えました
「わざとはあかんやろ・・」呉緒様の冷めたような声・・ マジで怒ってる‼︎
『どうするの❓』
「あ、実は駅のロッカーにあります」

『はぁ、どういうこと❓』

僕は事情をお話しました

忘れたことにして、またすぐに逢ってもらおうと思ったこと

でも、小悪党ゆえ、バレた時の備えに、やはり持って来て、コインロッカーに隠したこと
『ふーん・・』
「ごめんなさい!」床に頭を下げ、土下座して号泣しました
「またすぐに逢いたかったんです!」
『だからって、わざとはあかんやろ・・』
「・・」返す言葉がありません 

呉緒様のお怒りは、ちょっと今まで見たことが無いくらいで、怒った顔は青白く光って見えました

僕はブルブル震えつつ、おいおいとただ泣くだけ、でした

大粒の涙が、ぽたぽたと床に落ちました

沈黙の時間が続き、僕はひたすら泣き続けました
『顔上げて・・』漸く呉緒様の声 僕は恐る恐る顔を上げます
がんっ 呉緒様の左手での拳打ち
「ぐぅ・・」
がんっ がんっ 更に左拳の連打
「ひ、ひっ・・」衝撃に顔を揺らしながら、呉緒様が殴りやすいよう、すぐに顔を戻しつつ、僕は苦悶の声を洩らしています
がんっ、がんっ
後で鏡を見たら、右頬が酷く腫れていました

強烈な拳打ち攻撃でした


「ごめんなさい ごめんなさい もう、もう二度としません!」
呉緒様の足下で土下座し、号泣しつつ謝罪ずる僕

が、顔を上げると、すぐさまガンっ、ガンっ

脈絡なく拳打ちが打ち下ろされます

ぐひぃ、ぐひぃ

また土下座

頭を上げると、ガンっ、ガンっ

そんなことを数度繰り返していて、漸う拳打ちがやみました

僕は立ち上がり

「す、すぐに取って来ます。少しお待ち下さい」

呉緒様の返事はありません

 

走って戻って来た僕

店の前で佇んでいた呉緒様、僕に向かってただひと言
『あほ』

冷た〜い声でした。心臓が冷えました
「・・」
『あほやなー、ホンマ・・』

「すみません。ごめんなさい」

一旦引いた涙が、また涌き出したように溢れて来ました

僕は俯いて、大量の涙を流しました

『よう泣けるなぁ(笑)』呉緒様の声に、笑みが含まれているやうな気がして、顔を上げると

爽やかな笑顔です

漸くホッとしました
「申し訳ありません」それでもシクシク泣きながら、改めて頭を下げます
「僕は本当にダメ奴隷です 呉緒様のご指導なしに生きてはいけません」
『そうやなー』
「心を入れ替えて、呉緒様に尽くしますから、これからも厳しく叱って下さい」

『ふふ、叱られたいんや、変態❣️(笑)』

「は、はい。どうぞお許し下さい(泣)」と、また涙
『ホンマになー、いつまでもダメ奴隷やと捨ててまうでぇ』怖ろしいことをさらりと仰る呉緒様。でも顔は笑顔です
『しっかりしいや❗️』そう言うと、僕の腹にボディブロー

ぐう

蹲る僕の顔面に

ビシッ

力のこもったおビンタ

ひぃい

僕は悲鳴を上げ

「ふふふ」

ニヤリと笑った呉緒様

自転車に乗って、颯爽と去って行かれました
僕は、惚けたように、呉緒様の後ろ姿を見つめていました 

 

すみません

話をわかりやすくするために

簡略化しましたら、返ってわかりにくくなってしまいました💦

実際はもっと複雑な展開なのですが・・

とにかく

僕が作為的で邪な気持ちから、悪さをして

瞬時にバレた、といのは間違いありません

僕の一方的な悪巧みですので、まったく言い訳出来ず

呉緒様の顔色が変わったところで、僕は真っ青になり、オイオイ泣いて、許しを乞いました

思えば

良く許して下さったものだと思います

当時の呉緒様は優しかったです💓

今やったら・・

間違いなく殺されると思います(笑)

捨ててから殺されるか

殺してから捨てられるか

まぁ、いずれにせよ

大した違いな無さそうですね💦

 

  【号泣②に続く》