呉緒様の奴隷 豚吉日記

心斎橋アメ村FARPLANEの美しき女神、呉緒様の奴隷豚吉(ぶたきち)です。変態マゾ。この世で1番愛する女性、呉緒様の奴隷にして頂いて18年、感謝と土下座の日々です。

第44章 呉緒様のお説教(第1期)

f:id:NaoNaooan:20211218124307j:image美しい呉緒様

 

第44章 呉緒様のお説教

☆若く美しい呉緒様にたっぷりお説教され、泣きじゃくるオッサン奴隷の巻


第1期の最後の方の話になります

FARPLANEがイベントを定期的に行うようになり、僕はお手伝いに駆り出されていました

(ピエロ姿の僕を覚えていらっしゃる方も居るや知れませんね)

呉緒様からお呼び出しがあり、FARPLANEに着くと、呉緒様がお出かけの準備をされていました
『梅田行くで』
『(今度のイベントの)フライヤー持ってくから、一緒に行こ』「はい」
タクシーに乗って梅田へ

呉緒様は美しく着飾っていて、上乳の露出した色っぽい格好です

僕はドキドキしつつ、呉緒様の隣に乗り込みました
少し前に摘発されて新聞を賑わした梅田のハプニングバーの名物ママさんが、やはり梅田でバーをされているとのことで、地図で調べつつ、辿り着きました
割ときれいなビルの3Fでした
紫穂ママが、呉緒様と僕を歓迎してくれます

〈ママさんは、第73章にも登場されます〉

https://naonaooan.hatenablog.com/entry/2023/05/27/000000

 

比較的狭いバーのカウンターに、数名の男性客が座っていました
奥のカウンターに呉緒様と並んで腰掛けます
紫穂ママは、毎回FARPLANEのイベントにSMショーで出演して下さっていました
フライヤーを渡し、イベントの進行について、打ち合わせをされた後、徐に呉緒様が僕に話し始めました

お説教です

叱られる予感はありましたが、このタイミングは想定外でした

近い距離で肩を並べています

逃げ場はありません
いくつかの厳しいご指摘に、僕は俯いたままです

お説教の理由は、今回のFARPLANEのイベント当日に僕が他の予定を入れてしまい、お手伝いに行けなくなったこと
あと、奴隷やめたいと衝動的に言ってしまった(今では信じられませんが、当時の僕は情緒が不安定で、しばしばそんなことを口走っては呉緒様を困らせていました⇦反省💦)ことなど、その他沢山、でした

 

夏木青嵐の作品「甘美な悪夢」で、美しいお嬢様に詰問され叱責された男が、「お嬢様、ぶって!」というシーンがあります

叱られる辛さより、殴られる辛さの方が、他に罪の償いの手段を持たない弱者のみが持つ、強者に対する贖罪とでも言うべき、一種の心の安らぎがある、そんな理屈でした(勿論、作品の中ではお嬢様は速やかに実行に移し、残酷な折檻が行われることになります)

僕も、いっそのこと殴って頂けたらと、思わないでもなかったですが・・

僕よりずっとお若い呉緒様の理路整然としたお叱り、お説教は辛く容赦なく、僕は歯を食い縛って耐えていました

 

お酒のお代わりを持って来てくれたママさんが、そんな二人の様子を見て、僕に、「わー、怒られてはるぅ」と言って笑いました
僕は苦笑いを浮かべ、その場を取り繕いましたが
美しい呉緒様のお説教はまだまだ続きました
どうやらスイッチが入ってしまったようです

ご指摘の幾つかは「そんな理不尽な」と思うこともありました

ですが、そこは奴隷の身

女王様に口答えなど許されるはずありません

また、下手な謝罪は返って火を点ける要因になり、僕の無限地獄はどんどん深くなって行きます


僕は、ひたすら呉緒様の叱責に耐えていましたが、余りの叱責の厳しさに、とうとう泣き出してしましました

大粒の涙がポロポロと溢れ、頬を伝いました
また、ママさん
泣いている僕の顔を覗き込んで、「わー、叱られて泣いてはるぅ」と嬌声を上げます

店の女の子も遠巻きに僕を見て、笑い合っているようです
そこで、呉緒様もにっこり笑って、目の前のお酒に手を伸ばしました

ママさんが僕を見ながら呉緒様の耳元に顔を近付けて何事か囁きました

呉緒様も小さな声でそれに応え、2人してクスクスと笑い合っています

僕はお絞りで涙を拭き、鼻水を拭いました


ご叱責が終わったのかな、と、思いましたら、まだまだ中休みでした

お酒を飲んでひと息ついた呉緒様

『さて、と・・』

ジロリと僕を睨み、再びお説教再開

僕の涙も再び沢山溢れました

『ふふ、終わったと思った(笑)❓』「・・」

『まだまだ(笑)』

『おまえが心から反省するまで終わらんから』

「ひぃぃ〜ん(泣)」

ただ先ほどよりは少し声のトーンが変わりました

何処となく楽し気です

僕を叱ってヒーヒー泣かせ、泣いている僕を嘲って、楽しんでいるようにも見えました

でも

叱責の厳しさは変わりません

またポロポロと涙を流す僕

『ようそんな泣けるなぁ(笑)』感心したように仰ってママさんと顔を合わせ、大袈裟に肩を竦めて見せる呉緒様

ママさんも口を押さえ、可笑しくてたまらないという風情です

釣られたのか、呉緒様も口元を綻ばせつつ
『ホンマにな』「・・」

『男のくせに(笑)』
『自分の娘みたいなトシの小娘に叱られて泣くやなんて・・』

『弱虫❗️』
『情けない・・ ホンマ、恥ずかしいと思いや(笑)』
「・・」返す言葉もありません。惨めでした

『少しは反省した❓』

『それとも、未だ叱られたい❓』

「は、はい。反省しました」慌てて申します

『ホンマ❓ ホンマに悪いと思ってんの❓』「思ってます」

『ホンマかなぁ・・(笑)』呉緒様がニヤニヤ笑って僕に睨め据えています
『じゃ、明日までにメールしておいで、自分で何が悪いと思ったか、これからどうするんか、どうしたいんか、全部書いて文章にして送っておいで。反省文や。ええな』
「・・はい」

『今日あたしに叱られたこと、ひとつひとつ思い出して、きちんと反省すんねんで。わかった❓』

「・・はい」

『おまえの反省の度合いを見て、お仕置きも決めるから』

「・・」

『ええ加減な反省やったら、酷いことになるで(笑)』

「・・」俯いて鼻水を啜る僕

『フッ』

そんな僕を一瞥して、嘲った笑いを浮かべた呉緒様
「じゃ、お勘定ね」と、これはママさんに向かって仰いました

 

二人して狭いエレベーターに乗り込んですぐ、僕は美しい呉緒様の足下に土下座しました
「ごめんなさい!」声を振り絞って言いました
背中と頭に蹴りが飛んで来ました
無言で、エレベーターから出る呉緒様

慌てて後を追います
『もう遅いから帰り』「え?」
『終電無くなるやろ。あたしはもう一件フライヤー持っていくとこあるから』
もうそんな時間でした
「ありがとうございます」
『メールしてくんねんで、ええな』「はい」
っつうて、お別れしたのですが・・

 

僕は、余りにも叱られ過ぎて、ちょっとパニックになっていました

反省文を書くことが出来ないまま、時間が過ぎてしまい

翌朝呉緒様から怒りの電話がありました
『メールして来い、言うたやろ。なんでメールして来ぉへんの❓』
初っ端からお怒りモードです
「あ、すみませんすみません その・・、あの・・、意味が、わからなくて」
『はぁ❓』
「あ、そういう意味だったんですか 反省しろ、って言われたのかと・・」必死で誤魔化します
『メールして来い、って言うたやろ』
「すみません 意味を取り違えてました ごめんなさいごめんなさい」必死で謝ります
『ふぅ』溜息をつく呉緒様『・・まぁええわ ほんでどうすんの❓』
「どうするって申しますと?」怖々訊く僕
『奴隷やめんの❓』
「・・」
背筋に冷たいものが走りました
「あの・・ 逆にお聞きしますが よろしいですか?」『何❓』
「ぼ、僕に決定権はあるのでしょうか」

『え❓』
「奴隷の僕に、何かを決める権限ってあるのでしょうか?」
くすっ、と、電話の向こうで含み笑う声が聞こえました
『そら、無いけどな(笑)』・・声が笑っています
「で、もうひとつお尋ねしますが 僕は呉緒様にとって必要なんでしょうか?」

『ん❓ そらまぁ必要、必要や思うから叱ってんやろ』
「僕に決定権が無くて、呉緒様が決めることで、呉緒様にとって僕が必要な奴隷なら、僕の運命は決まっていると思うのですけれど・・」
『ほな・・、奴隷続けんねんな❗️』
「はい 続けさせて下さい」
『わかった じゃ、ちゃんとし❗️』

『ええな❣️』
「はい わかりました」

『次はお仕置きや(笑)。わかっとんな❗️』

「はい」

 

「また殴って下さい」

『ははは。今度な・・(笑)』

『いっぱい殴ったるわ❗️』

「ありがとうございます😭」

 

漸く許されました

この時、反省文を書かずに誤魔化してしまったことは後にバレ

もっと酷い壮絶なお叱り、お説教(なんと2時間半・・)へと繋がって行くのでありました