可愛い、呉緒様
☆スピード勝負再戦
トランプの「スピード」勝負でボロ負けし、負けた罰でボコボコにされ
さんざんに嘲笑われ、揶揄われて
さすがにもう呉緒様に挑む気持ちは薄らいでいました
が、ある日、呉緒様の方から
「トランプ持ってる❓ スピードやろ。リベンジさせたるわ』と、言われました
女王様に挑まれては逃げられません
僕は暗澹たる思いでトランプを取り出し、再戦の運びとなりました
カードを並べながら呉緒様
『こないだ、ナオ(豚吉)と一枚差の接戦あったやん。あれな、今だにムカついてんねん』
「へー」僕は思わず声を上げてしまいました
『おまえごときと一枚差やなんて、まぐれでも許されへんわ』
「はぁ・・」少しムッとしました
『だから、今日は徹底的に実力の差を見せつけたるわ』
「そんなこと言っていると、足救われますよ〜(笑)。僕にも男の意地ってもんがありますし・・」こちらも嫌味で返しますが・・
『ふんっ』呉緒様が鼻で笑い、美しい顔をお顰めになりました
『5回連続でやろ。途中で止めへんから』
「はい」
『5連勝したら・・、ナオは5連敗。そうやな・・、罰としてビンタ百発❗️(笑)』
「ひ・・(泣)」
『今日は接戦でも、ナオの勝ちにしたるわ』
「良いんですか」それは耳寄りな話です
『あたしに勝ってご覧、ご褒美やるわ』呉緒様が一瞬自分の股間に目を落とします
今日は黒いスカート姿です
僕は、美しい呉緒様の股間に顔を埋める自分を想像して、早くも激しく勃起していました
既に勝負前から負けていたようです
『スピード❗️』あ、あ、あ・・
『はい。先ず1勝(笑)』
『次、行くでぇ(笑)』
『あ、何枚残ってる❓』「・・11枚です」
『弱つ(笑)。じゃ、ボーナスポイント11発な(笑)』
「ひえぇ〜ん(泣)」
『覚えとくこと』
『スピード❗️』あ、あ・・
『はい、2勝(笑)』
『ホンマ、弱いなぁ(笑)』
『何枚❓』
「13枚です」
『さっきのと足したら❓』
「24です(汗)」
『ふふふ、大丈夫❓』呉緒様がニヤニヤ笑いながら仰います
『頑張らんと、えらいことになるで(笑)』《「えらい」関西弁で「凄い」とか「大変な」》
『一回でも勝ったら、全部チャラにしたるわ』
「あ、ありがとうございます」
『ふふ、勝ったら、な(笑)』
『スピード❗️』く・・
『3連勝〜♪(笑)』
『何枚❓』
「14枚、で、38、です』
『うふふ』悪魔のような笑みを浮かべる呉緒様です
『スピード❗️』「・・」
『4連勝〜♪(笑)』
『何枚❓』
「13枚で、51です」
『ホントに大丈夫❓ ゲームの罰やからといって、あたし、手ぇ抜いたりは絶対せえへんからな(笑)』「・・」
『ゲームでボロ負けして、殴られて、泣く、か、みっともなっ(笑)』「・・」
『ホンマに男❓ トシ幾つ❓ あたしに負けて喜んでるんちゃうやろな。変態❣️』呉緒様の嘲りに、頭に血が昇りますが、勃起は収まりません
呉緒様の仰る通り、僕は変態です
既に被虐の悦楽に飲み込まれてしまったようです(汗)
とは言え、全力で勝ちに行っていたのですが・・。力の差があり過ぎました
『スピード❗️』
『はい。5連勝〜♪(笑)。何枚❓』
「17枚で68、です」僕が震える声で申し上げました
『弱っ(笑)、全部で❓』
「168発、です(涙)」
『あーはっはっは』爆笑する呉緒様
数が多過ぎてシンドイ、とのことで、ラケットが取り出され
ラケットでの尻打ち100発
○ンコビンタ30発
おビンタ38発と決められました
おビンタが少なくなったのは意外でしたが、ちょっとだけホッとしました
呉緒様は、僕への罰を存分に楽しまれ
僕から悲鳴と涙を充分に搾り取って
満足気にお笑いになっていましたが
念入りで残酷な尻打ちが終わり、屈辱まみれの○ンコビンタも終わり
最後のおビンタが始まりました
相変わらず頬を吹っ飛ばしそうな強烈なのをたっぷり、僕の顔に打ち込んで楽しそうな笑みを浮かべる呉緒様
おビンタがあと数発になり、お仕置き終了の期待から僕が少しだけ緊張を解いた時、不意に呉緒様の手が止まりました
『なぁナオ』「は、はい」慌てた僕は鼻を啜りつつ、返事しました
『あたしの強いの、わかった❓』
「は、はい。身に沁みてわかりました」
『ふふ、少しは思い知った❓』
「はい。思い知りました。生意気言ってすみません」
『なぁ、偉そうに(笑)』
「ひぃん、ごめんなさい。僕が悪うございました」
『ふふふ』美しい勝ち誇った笑顔です
『おまえと、実力、違い過ぎやろ❓』
「はい。呉緒様に勝とうだなんて、僕が不遜でした。お許し下さい」声を励まして申しました
『こないだの接戦って、何やったんやろな❓』
あ・・
「と、トランプですから、巡り合わせでそんなことも・・」僕はガタガタ震えつつ申しました
呉緒様は、そんな僕の目をじっくりと睨め据えています
ズルしました、って言って謝ろうか。でも、それを今言ったら、どんな目に遭わされることやら・・
お仕置きの恐怖に、僕はどうしても勇気が出ませんでした
『ふふ』再びにつこり笑って呉緒様
『ま、今更言ってもしゃーないな』
『終わったことやし・・』
「そ、そうですね」ホッとして僕が言いますと
『どうしようかなぁ』呉緒様が、誰に言うともなく独白されました。え?
そして、僕に向かって
『ビンタ、あと何発残ってる❓』
「は、はい。あと3発です」
『たった3⁉️ それって少ないことない❓』顔には意地悪そうな笑みが浮かんでいます
「えっと・・」
『少ない、な❗️』ジロリと睨まれ、また震えが来ました
「は、はい。僕もそう思います」覚悟を決めました。頬の痛みは限界超えていましたが、歯を食い縛ればあと20発くらいなら耐えられるかも知れません
『あはは。ナオもそう思うんだ』「は、はい」
『じゃ、何発にする❓』「・・」
紅い唇から白い歯が覗いています
『何発❓』呉緒様が、嫐るような目で僕を見据えました
「に、にじゆ・・」
『200発〜❓ やったぁー💖 そんなぶてるんや💓 でもそれって多(おお)ない❓ 大丈夫❓』呉緒様が戯けた口調で仰います
本当に良い弄りモノです
く・・
「に、200発、です(涙)。だ、大丈夫、かも、知れません」
『何それ⁉️ あーはっはっは』ソファで笑い転げる呉緒様。足が上がりパンティが見えそうです
『よし、200やるわ❣️』呉緒様が立ち上がり、腕をブルブル震わせ、肩も回しながら仰いました。準備運動のようです
『ラケットビンタ100発❗️ ビンタ100発、な(笑)』
「は、はい。ありがとうございます」
『行くよ〜(笑)』
ピシィ✖️100
ひぃい✖️100
ラケットを捨て、『ビンタ、行くよ〜』
ビシィ✖️100
ひぃ✖️100
《特に最後の10発は右手で全力モード連発。ぐわん、ぐわんと顔が揺れ、僕は号泣》
『ふふ。どう❓』「・・」僕は肩で息をしていてすぐに返事が出来ません
『顔真っ赤っ赤。ふふふ』「・・」
『少しは反省した❓』「は、はひ、反省ひました」
『はははは』大笑いの呉緒様
両頬は火が点いたように熱くなり、じんじんと痛みました(涙)
僕は涙を手で拭いつつ、「お仕置き、ありがとうございました」と、声を励まして申し上げました
『うん』にっこり笑って、顎をしゃくると呉緒様
徐に顔を近付けて来ました
美しいお顔が寄って来たので、僕はドギマギしました
『で❓』可愛らしい声で僕に囁き掛ける呉緒様
『どんな悪さしたん❓』
あ、あ、あ、あ・・
「カードを、その・・。順番に並び替えてズルを・・、その・・、あの・・」優し気だった呉緒様の目が険しくなりました
「申し訳ございません。お許し下さい」僕は悲痛な声を上げ、土下座して、額を床に擦り付けました
『顔上げ』呉緒様の冷たい声がしました
慌てて顔を上げると
ガンっ
ぐひぃ
物凄い左フックでした
顎が割れたかと思うほどの衝撃に僕は呻きました
ガンっ
ひぃぃぃ
今度は右ストレート。鼻の下に当たり激痛が走ります
ガンっ
ぐふぅ・・
もう一発右です。同じ箇所を激しく2度続けて殴られ、僕は痛みに身悶えしました
『次やったら殺すぞ❗️』
「は、はひぃ!」
僕は心底震え上がって申しました
『そやけど・・』呉緒様の声のトーンが少し変わりました。口元が綻んでいます
『ズルして勝てへんって、どんだけ弱いねん❣️』「・・」
『あーはっはっは』爆笑の呉緒様
僕も卑屈に笑います
『こないだと今日で11戦全敗かぁ。惨めやなぁ(笑)』笑いの止まらない呉緒様
『情け無ぁ❗️(笑)』
『あたしに負けて、勃たしてたんちゃうやろな、変態❣️(笑)』
『男の意地とか言うてなかったっけ❓ 恥ずかしっ❗️』く・・
『おまえがあたしに勝てるわけないやん❣️』
「(涙)」
『ふふふ』
というわけで
前回の対戦での惨敗(呉緒様の圧勝)を受けての再戦は、前回以上の大惨敗に終わりました
「勝負」などと口にするのも恥ずかしいボロ負けで
美しく強く聡明な呉緒様に
圧倒的な実力差を思い知らされ
完膚なきまで叩きのめされ、笑い者にされてしまいました
たかがトランプでの対戦でしたが
ズルをする僕の汚い性根と、それでも勝てない呉緒様の強さ、気高さが露わになりました
僕は
徹底的に辱められ、嘲られ、嘲笑われ
存分に懲らされ
美しい呉緒様の良い弄りモノとなりました
存分に苛まれた上、恥辱と屈辱にまみれて
唇を噛み、涙を堪えていましたが
兎にも角にも呉緒様のご機嫌が治ったようなので、内心ホッとしている僕でした
《負け犬がズルをして懲らされ、更に負け犬根性を全開にしています(汗)》
『で、次は何やんねん❓』え?
『腕相撲か❓』「・・」答えられませんでした
『ボーリングだけはやめてな。あたし、下手やから(笑)』
「あ、僕、調子良ければ200近く・・」
『あ、そう。あたし、マジで40とか50とか・・」
「へー、それは良い話を聞きました」
『やめ、言うてるやろ❗️』叱られましたが、声は笑っていました
とはいえ
腕相撲だろうが、ボーリングだろうが
本当に勝負となったら
この美しい女性が
奴隷に負けることは絶対ないだろうなぁ、と
何となく思いました