呉緒様の奴隷 豚吉日記

心斎橋アメ村FARPLANEの美しき女神、呉緒様の奴隷豚吉(ぶたきち)です。変態マゾ。この世で1番愛する女性、呉緒様の奴隷にして頂いて18年、感謝と土下座の日々です。

第三十一章 おビンタ考②〜カルル

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☆ビンタ文学紹介②

 

ある意味、僕がビンタに(先ず観念的に)ハマったきっかけになった文章をご紹介します

 

沼正三「ある夢想家の手帖3〜おまる幻想」

第95章「お嬢様のお靴を・・」

 

原文は、ドイツの家庭新聞への投書で(時期は恐らく戦前)

春から菓子屋に丁稚奉公を始めた青年(20歳くらい?)からの相談です

奉公時の約束で「女店主またはその委任した人の懲戒権に服すること」とあり、この一文が彼を苦しめます

女性たち8人のご婦人たちの靴(16足から20足)を毎日磨かなければならない上、下のお嬢様にまで召使同様に仕えねばならず、更に彼女たちから頻繁に打擲を受ける羽目になります

以下ご紹介します

 

※※※※

ちょっとした不手際でもすぐビンタを張られます、あるいはよく撓う鞭を自分で持っていって両の手を4回ないし6回手ひどくぶたれます。時には腰掛や椅子の肘に腹ばってお尻に物すごいのを、12発も食らわされます。

ことに若いお嬢様たちはぶちかたがひどく、私を罰するのを楽しみにしているように見えます。お嬢様方は女(ご)主人の指示なしに私をぶつのですが、この指示も
女主人に「カルルはこんなことをしませんでした」とか、「あの事を忘れました」とかいったようなことを言うだけでいいのです。
女主人はすぐ「カルルや、マルタ嬢からビンタを二発もらいなさい」とか「鞭を持っていって、マルタ嬢に両手に6鞭下さいませと頼みなさい」とか言います。もういくら頼んでも駄目です。
鞭を持ってお嬢様のところへ行って「お嬢様、両手に6鞭下さいますようお願いします」とか「お嬢様から2発のビンタを頂戴することになりました」とか言うほかありません。
そして特にマルタお嬢様<18歳になったばかりの高慢ちきな美しい令嬢です>の嘲弄的な皮肉交じりのお説教を聞かされます。
こんなふうです。
「ねえカルルや、私から両手を6鞭もぶってもらえて嬉しいだろ、ありがたいと思わなきゃだめよ。お手々を揃えてお行儀良くお出し。おまえが嬉しがるように上手にぶってあげるから」とか、
「おや、おまえ、また手が痒いの? そのお薬には鞭が一番きくのよ、すぐ分かるわ」そして私が痛さをこらえかねて叫び声をだすと、お嬢様は明るい笑い顔でこれにこたえて「声をあげて喜んだところをみると、私のぶち方がだいぶ気にいったようね。ほめられて嬉しいから、もっと上手にぶったげるわ。さあよくって。今度のはもっと気に入るに違いないわ」そして一段とぶち方を強めるので、手は真っ赤に腫れ上がります。


ビンタの時だと「ほっぺたがどんなに見事な赤さか鏡を見てご覧よ。お待ち、もう2発行こう。2発きりじゃ骨折りがいがないもの」

こんなふうにして罰の終わった後、「さあカルルや、私はお前のために骨を折って一仕事してあげたんだから、その代わり今度はお前が、私の靴をきれいに磨いておくれ。言っとくけど、いい加減な仕事したらひどいよ。きれいに光らせてなかったら、もっとほっぺたを腫らして上げるから・・」と言われるのです。

※※※(一部修正あり)(最後、原文は「もう一度この鞭だから・・等)

 

こんな(そんな歳も違わない)若い令嬢から、毎週何回も鞭やらビンタやらを、あと2年半の奉公の間、もらい続けるのはたまらない、と、彼は継父に手紙を書きます

が、彼と仲の良くない継父は、このことを女主人に注進し、これからも厳しく扱って欲しい、特に懲戒はマルタ嬢を、とまで手紙に書いて送ります

※※※

手紙を読み終えた女主人に呼ばれ

そしてそのいいつけで私はマルタお嬢様のところへ行って、「お嬢様、お願いですから私めをうんと打 擲 なすってくださいませ」と言わされました。そこでマルタお嬢様はまず両頬に2発ずつのビンタを下さり、次に私を腰掛けの上に腹ばわせてから、お尻に18発ないし20発の猛烈な鞭をお見舞い下さいました。そして私は終わったあとで、お礼の言葉を言わされたのです。

※※※

投書の最後は、何とか今の身分から抜け出す手立ては無いものか、という嘆願で締め括られています

※※※※

沼正三によると、ドイツでは戸主たる父親の権利が強大なので、こんなことも十分あり得る、のだそうです(恐らく戦前の話)

自分の意志でもない契約に縛られて女世帯の奴隷となり、若く美しい令嬢の弄り物にされるーーこれは私たちマゾヒストの理想郷であろう

とも書いていますが

同感です(笑)

 

特にマルタ嬢のビンタの後のセリフ

「ほっぺたがどんなに見事な赤さか鏡を見てご覧よ。お待ち、もう2発行こう。2発きりじゃ骨折りがいがないもの」

2発のビンタで頬を真っ赤にさせる強い強いおビンタの持ち主・・

そして

「もう2発行こう」の軽い残酷さに、若かった僕は狂喜しました

あぁ、マルタ嬢・・、2発と言わず、200発くらい下さいませ(笑)

ついでに息子には、鞭よりおビンタ中心が良いと、父が申しております(笑)

 

こんなことが実際にあったというのがたまりません

生まれ変わって、カルルと入れ替わりたい

僕の若い頃【註】の一番の望みがそれでした(笑)

 

ちなみに、この内容を剽窃した「マルタ嬢とカルルのある日」なんてビンタマゾ小説も書いていますが

その紹介は、リクエストあれば・・

ということで

 

【註 同級生女史のたった1発のビンタで悶絶する、ちょっと前のお話です。「第十四章 呉緒様のおビンタ」参照】